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【登記事項証明書】公図・地積測量図・建物図面の取得方法

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登記事項証明書には、不動産に関する情報が細かく記載されていますが、文字情報のみです。不動産について把握するには絵でも理解する必要があります。隣接している土地の状況や、検討している土地の細かい寸法などです。

今回は、万全の下調べを行うために必要な各種図面についてお話します。

【この記事からわかること】

  • 登記事項証明書以外の図面の重要性
  • 公図、地積測量図、建物図面について
  • 各種図面の取得方法

1.不動産の調査に必要な図面

登記事項証明書以外の図面の重要性

登記所(法務局)にいくと、登記事項証明書以外の書類も取得することができます。登記事項証明書をみると、場所や面積などは分かりますが、具体的にどのような形をしていて、縦横が何メートルなのかは分かりません。では、知りたいときにはどうすればよいのでしょうか。

調べるために必要なのは、公図・地積測量図・建物図面と呼ばれるものです。取得方法は、登記事項証明書を請求するときと同じような方法です。備え付けの申請書に必要事項を記入して、係員にお願いします。

これらの図面による調査は非常に重要です。たとえば、公図をしっかりと確認することで、まったく別の土地を調査していたというケースを防ぐことができます。調査の空振りを防ぐためにも、必ず取得するようにしましょう。

公図とは

不動産調査に書かせない図面の1つ目は、公図です。公図とは、土地の境い目を決めるための地図です。公図をみることで、周辺の土地がどのような形になっているのか、一目でわかります。

なぜ公図が重要かというと、公図には地番が書かれています。公図をしっかりと確認することによって、まず違う土地を調査していたというミスを避けることができます。

もう一つ重要なのは、土地の境界を調べると、思っていたのと違っていた!というケースが多々あります。調査していたのは、100㎡の1筆の土地だと思っていたら、実は20㎡と80㎡の2筆だったなどです。このような場合は、登記記録だけでは判断しにくく、絵を見るのが一番です。

地積測量図とは

不動産調査に書かせない図面の2つ目は、地積測量図です。地積測量図は、土地の分筆登記を申請するときに作られる図面です。地積測量図を作成するときには、土地家屋調査士の先生が測量して図面を作成します。

この図面を作るときは、地境(土地の境い目)を決めるために測量が行われるので、非常に正確な地図ができあがります。この書類を確認することで、取引を考えている不動産の内容が、契約書と相違ないかなどを確かめることができます。

また建物を建てる場合は、必ず取得して、建築屋さんに図面を描いてもらいましょう。正確な図面で一度見てもらうことで、購入後に実は建てれなかった!といったトラブルを防ぐことができます。

建物図面とは

不動産調査に書かせない図面の3つ目は、建物図面です。建物図面とは、建物を新築・増築したときに提出される図面です。敷地のどこに建物が位置が描かれている建物図面と、各階の詳細と床面積が描かれている各階平面図に分かれています。

土地の取引でも、いわゆる隠れた瑕疵に気をつける必要があります。建物の取引は、よりいっそう隠れた瑕疵に気をつける必要があり、それにはしっかりとした調査が必要です。最低限、建物図面はしっかりと確認するべきです。

2.各種図面の入手方法

第一章では、各種図面の重要性と公図・地積測量図・建物図面についてご説明しました。この章では、各種図面の入手方法をご説明します。

登記事項証明書と同じ手続き方法

各種図面の入手方法は、登記事項証明書を取るときとほぼ同じ流れです。書き込む申請書の種類などが違うくらいです。

登記所(法務局)で直接請求する方法がひとつ。郵送による請求方法がひとつ。最後に、インターネットを通じた請求方法です。

詳しくは、【登記事項証明書】取得方法と注意点をご確認ください。

地図等の閲覧や写しの交付手数料は、土地1筆または建物1個につき450円です。収入印紙で支払います。

3.まとめ

登記事項証明書から知ることができる情報はとても重要です。ですが、登記事項証明書はすべて文字情報のみです。

実際に不動産の調査を行うときには、現地の状況を絵的に知る必要があります。登記事項証明書だけを持って現地に行くとわかりますが、現地調査では登記事項証明書はほとんど役に立ちません。

現地で役に立つツールとして重要なのは3つ。

  1. 公図
  2. 地積測量図
  3. 建物図面

この3つの絵的なツールを活用することで、現地の状況をよりスムーズで正確に把握することができます。確かな不動産調査をサポートしてくれる図面ですので、しっかりと活用するようにしましょう。

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