住宅ローンなどの借金をするときには、債務者(お金を借りる人)に「期限の利益」という権利が与えられます。民法で定められている権利であり、債務者(金融機関など)も従わなければいけません。わたしたちが高額の借金などをしたときに、分割払いをすることができるのも「期限の利益」によるものです。しかし、債務者の最大の盾となる「期限の利益」も約束を破ったりすれば取り上げられてしまいます(期限の利益の喪失)。この記事では、期限の利益について詳しく解説しています。そもそも期限の利益とは何か?なにをすると喪失してしまうのか?などについて解説しています。あなたを守る唯一にして最強の権利である「期限の利益」を失うことがないようにしましょう。