開発許可 都市計画法 不動産の法律

開発許可を取得するときには、建築確認を受けなくてもよいのか?

開発許可を取得するときには、開発許可を取得し、開発工事が完了したあとに建築確認申請を行います。

まごころう

法律の関係としては、

  • 開発許可:都市計画法
  • 建築確認:建築基準法

となります。

開発行為は、あくまでも土地の区画形質の変更なので、建物については考慮しません。
(※ どのような建物を建てる予定なのかは審査があります。)

以下、くわしい解説を続けます。

開発許可の申請から建築確認申請までの流れ

開発許可の申請から建築確認申請までは、

  1. 開発許可申請を提出する
  2. 建築許可申請を提出する
  3. 申請内容を開発審査会が承認する
  4. 許可証が交付される
  5. 開発工事に着工し、完了する
  6. 開発工事完了検査を受ける
  7. 検査済証の交付を受ける
  8. 建築確認を申請する

という流れになります。

まごころう

冒頭でもお伝えしたように、開発行為は「土地の造成工事」です。

ですので、建物を建てるための準備にすぎません。

1番〜7番までの処理が完了し、建物を建てるための土地が整ってから建築確認申請を行います。


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