道路を新設・廃止するときには開発許可が必要です。

まごころう
道路の新設・廃止は「土地の区画の変更」に該当します。
ですので、開発許可を取得する必要があります。
以下、くわしい解説を続けます。
道路の新設・廃止は「土地の区画の変更」に該当する
開発行為とは、主として建築物の建築または特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更です。
土地の区画形質の変更は、
- 土地の区画の変更
- 土地の形の変更
- 土地の質の変更
に分かれます。
土地の区画の変更とは、土地の利用形態を変更することによって、土地の境界(区画)を整備する行為です。
道路の新設・廃止は「土地の区画の変更」に該当します。
(※ 状況によっては「土地の質の変更」にも該当する。)

まごころう
道路を新設する場合には、もともと道路ではなかった土地について、
- 道路境界線を決める
- 道路を敷設する
などの工事を行なって、道路が新設されます。
もともと道路ではなかった土地について、
- 新しい土地の境界ができる
- 道路という新しい利用形態に変わる
ので、道路の新設は「土地の区画の変更」になります。
(※ 道路の廃止も同じ理屈が通用します。)
さらに詳しく
開発許可について
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都市計画法について
- 都市計画法とは
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