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売却のための不動産業者の正しい選び方

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売却を成功に導く不動産業者の選び方

不動産を売るときに、成功のカギを握るのは「業者選び」です。でも、どうすれば良い不動産業者(以下、業者)を選ぶことができるか...なかなか難しいですよね?この記事は、そんな悩みを解決するために書きました。

どうすれば良い業者を選ぶことができるのかについて全てお伝えします。避けるべき業者の特徴と好ましい業者の特徴など、できるだけ具体的に紹介します。面談などのときに意識しておくと、より良い結果に繋がるでしょう。

不動産業者選びで売却のすべてが決まる

不動産業者選びが成功の9割を左右する

通常のもの(例えば、洋服・ゲーム・食器など)であれば、知り合いに話をしてみたり、ネットオークションに出品することで比較的簡単に売ることができます。しかし、不動産は法律や税金のことがややこしく、ネットオークションのような便利なツールもないので、なかなか一般人が自力で売却することはできません。

ですので、ほとんどの場合「業者への依頼」を避けて通ることはできないのが現状です。業者にあなたの大切な資産を預けたあとは、販路を選ぶのも、購入希望者と購入するのも、契約を取り仕切るのも、すべて業者の仕事となります。いわば、業者を選んだあと、あなたにはすることがほとんどないのです。

つまり、あなたにとっては「業者を選ぶこと」が売却のゴールといっても過言ではないのです。

[talk words="すでに業者と契約してしまったが、あまりうまくいっていない!という方も安心してください。もう一度、業者を選びなおすことで良い方向に建て直すことができます。" avatarimg="https://antenna-re.com/wp-content/uploads/2016/09/in209618135909128209310.png" name="S.Kou"]

どんな業者を選んだらよいのか?

どんな不動産業者を選んだらよいのか?

良い業者に欠かすことのできない条件が2つあります。それは、

  1. 業績が安定していること
  2. 誠意があり、信頼できること

です。どちらか一方があればよいのではなく、両方が揃って意味があります。

業績が安定しているが、誠意に欠け、信頼できない業者であれば、いいように丸め込まれて、あなたにとって良い取引ではなく、業者にとって良い取引をされてしまいます。

誠意があり、信頼できても、業績が安定していなければ、業績(数字)を追いかけるあまりに、あまり良いとは言えない条件で取引が成立したり、そもそも問い合わせすら獲得できない可能性があります。

このように「業績の安定」と「誠意と信頼」の両方が揃って、はじめて素晴らしい取引が成立するのです。

安定企業の見分け方①「ブラックお断り。」

安定企業の見分け方①「ブラックお断り。」

安定している企業を選ぶのに、まず「ブラック企業」を選ばないことです。

電話をすれば、夜だろうが、休日だろうが、いつだって出てくれる。面談の時間も、夜だろうが、休日だろうが、こちらの都合を最優先してくれる。パッと見、最高のパートナーのように感じます。

ですが、冷静に考えてください。

あなたは夜8時過ぎになってかかってくる電話に出たいと思いますか?せっかくの休日なのに、昼3時なんて半端な時間に面談に行きたいと思いますか?

思わないはずです。そして、それは相手も一緒です。

出たくない、行きたくないけど対応する。いいえ、対応せざるを得ないのです。無茶な要求を飲んででも、利益を出さなければいけないような企業なのです。こういった企業に依頼するとどうなるかは、先に説明したとおりです。

安定企業の見分け方②「歩合色の強い企業は避ける」

安定企業の見分け方②「歩合色の強い企業は避ける」

歩合(インセンティブ)について確認してみましょう。歩合とは、売上に応じた報酬のことです。例えば、歩合が売上の0.3%とされていた場合、3,000万円の物件を売れば、営業マンに9万円が支給されます。

歩合制の企業は「基本給と職能給」というスタイルを導入しています。ざっくりというと、基本給は毎月必ず支払われる給与で、職能給は働きに応じて変動する給与です。

「毎月基本給は支払われるけど、あとは成績次第」というわけです。営業マンからすれば不安で仕方がありません。

すると、お客さんとの交渉を進める中で

「この商談がまとまれば、今月の給料が増えるから何とかしたい!」

といった営業マンの私情が入り込みやすくなります。

結果として、あまり条件の良くない話でも、とりあえずあなたに提案してくるのです。

[label title="要注意!" color="red" icon="icon-attention" text="売りにくい物件は後回し" class=""]

歩合制が導入されていると、営業マンも「売ってなんぼ!」という考えになります。

そのため、とにかく売ることばかりを気にするので、売りにくい物件は当然後回しです。

ただでさえ、不動産の取引市場で他の物件と競争をするのに、その前にいらない競争に巻き込まれるのです。

しかも、最悪の場合、市場に情報が流れることすらないということになります。

安定企業の見分け方③「免許証番号の更新回数を確認する」

安定企業の見分け方③「免許証番号の更新回数を確認する」

宅地建物取引業者は、事務所やホームページに「宅地建物取引業者票」を掲示する義務があります。

宅地建物取引業者票には免許証番号が記載されており、各業者に番号が割り振られています。免許証番号の中ほどにカッコ書きで記載されている数字があります。その数字は更新回数をあらわしているので、必ず確認してください。

免許は5年に1回更新することが義務付けられており、更新されるとカッコ内の数字が1増えます。

(10)と書かれていれば、少なくとも45年続いている企業ということです。

ただし、更新番号が若いからといって全て切り捨ててはいけません。

例えば、最近できたばかりのソニー不動産の免許証番号を確認すると「東京都知事(1)第96666号」となっています。

(1)が示すように、できたての会社です。とはいえ、絶大な資金力を考えると、営業力などは相当なものだと考えられます。

聞いたこともないような企業で、番号が3以下だったら注意するようにしましょう。

誠意と信頼の見抜き方①「質問の主役があなた」

誠意と信頼の見抜き方①「質問の主役があなた」

パートナーの誠意と信頼を見抜くのに、一番重要なのは「質問の主役があなた」かどうかです。

あなたは不動産業者を選ぶ前に、必ず査定書などの資料をみながら営業マンと話をすることになります。

このとき、営業マンから色々な質問をされるはずです。

とにかく売ることにしか興味がない営業マンは「物件についての話」がどうしても多くなります。

逆に、責任感を持って仕事に従事しようという営業マンは「あなたについての話」が増えます。

あなたの考え方や価値観を理解しないと、最適な提案ができないからです。

たとえば、あなたは売るしかない!と考えていたとしても、貸したほうがよいケースもあります。

また、あなたの価値観を理解していないと、お客さんを案内しているときや交渉になったときに、あなたの代弁者になることができません。

誠意と信頼の見抜き方②「正直に話す」

誠意と信頼の見抜き方②「正直に話す」

耳障りのよいことばかりいう営業マンには気を付けましょう。

営業マンからすると「まずは物件を預かりたい」と考えています。物件を預からないことには、何も始まりません。

そのために、あなたにとって心地の良いことばかりいう営業マンがいます。

しかし、パートナーにすべきなのは「ダメなものはダメ」とはっきりいう人です。

優秀なパートナーとは、あなたが正しい判断をできるように助けてくれる人です。

正しい判断をするには、取り繕った情報ほど邪魔なものはありません。

ダメなものはダメと指摘してくれて、尚且つ一緒になって解決策を考えてくれる人をパートナーにすべきです。

どこで業者を探せばよいのか?

まず、心構えからひとつ確認させてください。

これから業者探しを始めると、どの方法を選んでも、複数の業者、営業マンを相手にすることになります。

「何人もの営業マンを相手にするのは、面倒だなぁ」と思うかもしれません。

ですが、グッと堪えてください。

あなたが面倒くさがった代償は、必ずあなたが支払うことになります。

5,000万円で売れる物件を、5,500万円で売るのも、4,500万円で売るのも...すべてがあなた次第です。

フリーペーパーなどの不動産広告から探す方法

フリーペーパーなどに不動産広告が掲載されているのを見たことはないでしょうか?

ここに掲載されている中でも、中古物件の広告をチェックしましょう。

確認したいことは、掲載枠の大きさと掲載のされ方です。

掲載枠の大きさとは、ひとつの広告がページ全体のどのくらいを占めているかです。

当然ですが、占めている割合が大きければ大きいほど、お金がかかっています。

しっかりとした営業力を持っているかどうかを判断するひとつの指標になります。

掲載のされ方も確認しましょう。

物件写真の見栄えが良く、魅力的なキャッチコピーを使っているところがあれば、候補にしてみるとよいでしょう。

ポータルサイトなどの物件情報から探す方法

ポータルサイトとは、アットホームやホームズなどの総合情報サイトです。

最近は、こういったポータルサイトを経由した問い合わせが増えています。

とはいえ、ポータルサイトをみて、たくさん掲載している企業を探すわけではありません。

確認したいのは、物件情報ページの作りこみです。

掲載している写真の枚数、写真の見栄え、細かい説明、法令に関する記載の充実度などを確認してください。

あなたが物件を預けた後、ポータルサイトに掲載される可能性は極めて高いです。

[label title="Check!" color="green" icon="icon-right-hand" text="国内主要ポータルサイト" class=""]

直接訪問して探す方法

とても原始的な方法です。

手間はかかりますが、業者に直接会って話すことができます。

会社の雰囲気なども何となく掴むことができるので、得られるものはあるでしょう。

特に個人経営の不動産業者では、直接訪問して話をしてみるとよいでしょう。

個人経営の不動産業者の場合、従業員は基本的に社長ひとりです(事務員さんはいるかもしれません)。

この場合、話をするのは社長とになりますし、担当者もそのまま社長です。

手間も省けて、人柄なども直接確認できるというメリットがあるので、個人経営の不動産業者には直接訪問する価値があります。

インターネットの一括査定から探す方法

最近の主流となりつつあるのが、一括査定サイトの利用です。

一括査定サイトの利用は、とても簡単で、あなたの物件情報と連絡先を入力して待つだけです。

サイト運営側で不動産業者を厳選しており、あなたの入力した物件情報に最適な業者をいくつかピックアップして紹介してくれます。

直接訪問する手間や業者選びの基本的な部分を省くことができるのが最大のメリットです。

[label title="Check!" color="green" icon="icon-right-hand" text="国内主要一括査定サイト" class=""]

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