地目が「山林」の土地の地盤は、
- 切土を行う場合
(※もともとある土地を切り出して、平地を作る) - 盛り土を行う場合
(※もともとある土地に土砂を流し込んで、平地を作る)
によって判断が変わります。
基本的に、切土を行う場合には、もともと踏み固められた地盤を活用するので、地盤が安定しているケースがあります。
しかし、盛り土を行う場合には、新たに土砂を流し込んで地盤を作るので、地盤が緩いケースが多くなります。
また、当該土地の周辺の状況に応じて、擁壁などを作らなければいけません。
原則として、
- 支持地盤がある
- 適切な地盤改良工事を行う
場合には、一定の安全性を認めることができます。
(※地盤保証の有無を確認することで、大体の安全性が確認できます。)

山林の地盤を考えるときには、
- 急傾斜地崩壊危険区域
- 土砂災害警戒危険区域
などに指定されていないかどうかも確認してください。
指定を受けている場合、生活をするには確実に向いていません。
台風などにより大雨にさらされれば、土砂崩れなどが起きる可能性が高く、巻き込まれて死亡するリスクが格段に高まります。
急傾斜地崩壊危険区域(および土砂災害警戒危険区域)については、以下の記事を参考にしてください。
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地目:山林について