抵当権変更登記の登記義務者
ある登記について、登記をすることで(形式上の)不利益を被る者を「登記義務者」といいます。
抵当権変更登記の場合、
- (形式上の)利益を得る者:債権者(お金を貸している人)
- (形式上の)不利益を得る者:債務者(お金を借りている人)
です。
ですので、抵当権変更登記の登記義務者は「債務者(お金を借りている人)」になります。
まごころう
たとえば、債務者(お金を借りている人)が死亡してしまい、抵当権の債務者を変更する場合には、
- あなた(債務者):登記義務者
- 金融機関(債権者):登記権利者
となります。
ココがポイント
抵当権を変更することで困るのは「債務者(お金を借りている人)」なので、法的に抵当権変更登記に協力する義務を課している。