すまい給付金(すまいきゅうふきん)
すまい給付金は、消費税増税の影響を考えて、その負担を軽減するために考えられた制度になります。というのも、消費税の増税の影響は大きいものです。普段のお買い物でも消費税の増税による影響を感じている人は多いでしょう。
住まいの購入は人生におけるもっとも大きな買い物である、といわれるように住まいの購入にはまとまったお金が必要になってきます。大きな買い物をすればするほど、消費税の存在感も増してくるものです。住まいを購入するとなると、消費税だけで何十万、場合によっては何百万とかかるのです。
収入の少ない人にとっては、消費税分だけでもかなりの打撃になります。住宅購入にあたっての減税制度は他にもあるのですが、それでは十分な救済にならないという人のための制度がすまい給付金なのです。他の減税制度は、収入が多ければ多いほど負担が軽くなるのですが、収入の少ない人にはあまり効果がないのです。
一方で、すまい給付金であれば収入の少ない人でも負担を軽減することができるのです。もちろん、一定の条件を満たすことが前提となりますので、住まいを購入、建築する人ですまい給付金の条件を満たしているのであれば申請をするようにしましょう。
すまい給付金の申請期限
すまい給付金で覚えておきたい期限は2つあります。まず、すまい給付金制度そのものの期限は、平成26年4月から平成31年6月までです。この期限は暫定ですが、消費税10%引き上げが計画通り進むなら、予定通りになる可能性が高いでしょう。
もう1つ覚えておきたいのは、個々の申請期限です。すまい給付金を活用するには、物件の引き渡しを受けてから1年3ヶ月以内に申請をしなければいけません。この期限を過ぎてしまうと、受理されないので気を付けましょう。
ちなみに受け取りは、申請してからおよそ1ヶ月半~2ヶ月で現金が振り込まれます。即時ではないので、資金繰りのあてにするときには注意してください。
すまい給付金の申請書
すまい給付金の申請に使われる書類はインターネットから入手できます。申請書の様式は複数に分かれており、新築 or 中古、自己申請 or 代理申請によって使う書式が変わります。注意してください。
詳しい内容は以下のリンクから確認してください。国土交通省が開設しているすまい給付金のサイトです。とても分かりやすくできています。
参考リンク:すまい給付金