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トップランナー基準とは:義務化

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トップランナー基準とは:義務化

トップランナー基準(とっぷらんなーきじゅん)

一般的なご家庭には、冷房や暖房、照明などの設備があります。給湯や換気などの設備もあるでしょう。当たり前に使っているこれらの設備ですが、これらの設備を使っていくためにはエネルギーが必要になってきます。

つまり、一般的な住まいで普通の生活をしていくだけでも結構なエネルギーを消費していくことになるのです。多くの人がエネルギーを使っている時代だからこそ、省エネというものが取り上げられているのです。トップランナー基準というのは、ご家庭にある設備での一次エネルギーの消費量を抑えるために設けられた基準のことなのです。

一次エネルギーの消費量と言ってもピンとこない方も多いでしょう。一次エネルギー消費量というのは、ご家庭で使う電気やガスを作り出すのに必要となってくる石油や石炭などのエネルギーを熱量換算したものになります。これが少なければ少ないほど、省エネに貢献しているということになるのです。

ちなみに、このトップランナー基準という呼び方ですが正式な名称ではありません。正式名称は、住宅事業建築主の判断の基準という堅い呼び方になります。トップランナー基準のほうが身近で親しみやすい印象がありますので、より省エネについて考えていくことができるのではないでしょうか。


トップランナー基準の義務化(2020年)

トップランナー基準ですが、「省エネなんてどうでもいいから私には関係ないね」とは言っていられなくなる日が来ます。平成28年1月15日の時点では、トップランナー基準を2020年(平成32年)に義務化するとされています。

義務化するとはどういうことかというと、トップランナー基準を満たさない家は建てることができなくなるということです。トップランナー基準は、日本語にすると先行基準という意味です。つまり、現時点での先行基準であり、2020年が標準になる終点です。

家を建てるときには、役所で建築確認を受けて、審査を通る必要があります。2020年にトップランナー基準が義務化された場合、建築確認段階でトップランナー基準を満たさない家は許可されず、建てれば違法となります。

なぜトップランナー基準が義務化されるのか?

トップランナー基準が義務化される背景には、日本のエネルギー供給事情が関係しています。日本はエネルギー輸出国ではなく、輸入国です。つまり、自分でエネルギーを作り出すことができないので、他国に頼るしかありません。

これは非常に不安定であり、国際情勢が移り変わることでエネルギーコストが上がれば、国にとって不利益でしかありません。将来的にエネルギーコストが上がる可能性は高いと言われているため、政府は先手を打って対策をしているということです。光熱費が急上昇したときに、こんなはずではなかったとならないためにも、「エコ」を馬鹿にしないことです。

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